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AKIYASU
FUKUSHIMA
F E A T U R E D R E V I E W S
ライプツィヒの人々の心を掴んだ真摯な姿勢!
J. S. バッハの「遺言」ともいえる大作《ロ短調ミサ》を携えて、福島章恭率いる東京ジングフェラインがライプツィヒを訪れた。2013年8月25日、トーマス教会にて行われたコンサートは、想像以上の大成功だったと言えよう。
私は「キリエ」の最初の和音を聴いた時、この演奏のレベルの高さに感心し、演奏会の成功を確信した。実に深い響きは、教会中を満たし、オーケストラと見事に溶け合い荘厳な空間を創り上げていた。続く「グロリア」「クレド」「サンクトゥス」「ベネディクトウス」「アグヌスディ」と福島は「ミサ曲」の構築性を貫いたのだ。
この名演を、聴衆はスタンディング・オベーションで迎えた。心のこもった大きな拍手は、長く続いた。これは、彼らの音楽がライプツィヒの人々の心を掴んだ何よりの証だろう。地元新聞の文化欄でも、非常に高く評価する記事が掲載され、共演した演奏家たちも、日本の合唱団がこれほどまでに丹念に練習を積まれてきたことを、驚きと共に称賛した。 2013年9月
N E W S
文春新書 待望の新刊 今秋上梓!
「クラシックCDの名盤」でお馴染みの宇野功芳、中野雄、福島章恭の名トリオによる文春新書の新刊が今秋上梓されます。
書名、価格、発売日など、決まり次第ご報告します。
(諸事情により発売が予定より遅れております・・・)
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~ 合唱指揮とレコード蒐集、そして音楽評論~
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